バナナ=美味しい
バナナ=ラク
バナナ=体にいい
バナナ=筋肉
ということで、今回はバナナが筋肉にもたらす影響について解説していきます。
まずはそのスペックから
バナナ
- 100gあたり86kal
- タンパク質1.1g
- 脂質0.2g
- 糖質22.5g
- 食物繊維1.1g
- GI値55
特筆すべきはGI値。
同じ100gあたりで白米が84、食パンが91なので代表的な炭水化物と比較しかなり低いことがわかります。GI値が低いほど、急激なインスリンレベルの上昇を抑えることができるのでタンパク質合成を維持しながら余計な脂質の吸収を予防してくれます。ハイスペックですねー。
また、食物繊維においても同じ果物である、みかんが100gあたり0.4gなので2倍以上の食物繊維を含んでいることがわかります。いやー、ハイスペックですね。
筋トレを行う際、筋肉は小さなな損傷を受け、その後の修復過程でより強く成長します。
なんと、バナナはこの修復と成長に必要な栄養素を豊富に含んでいます。
- カリウム:バナナはカリウムの豊富な供給源です。カリウムは、筋肉の収縮や神経伝達を助ける電解質であり、筋肉が適切に機能するためには欠かせません。また、筋トレ後の筋肉痛や痙攣を防ぐ役割も果たします。
- 炭水化物:バナナは、エネルギー源として重要な炭水化物を提供します。特に、トレーニング後に素早く消化され、筋肉のグリコーゲンの補充を助けるため、回復を促進します。
- ビタミンB6:バナナに含まれるビタミンB6は、アミノ酸の代謝を助けるため、筋肉の成長をサポートします。また、免疫機能を高める働きもあり、トレーニング後の体の回復を促します。
バナナは筋肉にとって優れた食品であるだけでなく、全身の健康にも多くの効果をもたらしてくれます。
- 消化促進:バナナに含まれる食物繊維(特に水溶性繊維)は、消化を促進し、便通を改善します。これにより、胃腸の健康が向上し、全体的な体調管理に役立ちます。
- 心血管の健康:カリウムの豊富なバナナは、血圧を調整するのにも効果的です。カリウムは、ナトリウムの影響を緩和し、血圧を正常に保つため、心血管系の健康をサポートします。
- ストレス軽減: バナナには、セロトニンの前駆体であるトリプトファンが含まれています。セロトニンは「幸福ホルモン」として知られており、気分を改善し、ストレスを軽減する効果があります。これにより、精神的な健康を維持し、トレーニングに対するモチベーションを高めることができます。
- 免疫力の強化: ビタミンCやビタミンB6は、免疫機能をサポートし、病気に対する抵抗力を高めます。筋トレを続けるためには、健康な体が必要不可欠ですので、バナナはその点でも役立ちます。
バナナは、その手軽さと豊富な栄養価から、筋肉の成長と回復をサポートするだけでなく、全身の健康にも多大な効果をもたらすフルーツです。日常の食事にバナナを取り入れることで、筋トレの効果を最大限に引き出し、より健康的なライフスタイルを送ることができるでしょう。
また、バナナには神の成分:レジスタントスターチが多く含まれています。
それについてはまたの機会に。